長嶋優依のヨルダン滞在記⑩

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1カ月のラマダン(断食月)の様子をレポート!

3月末から始まった1カ月間の断食月が先月終了しました。その生活はラマダン前と全く異なっていました。初めて体験したラマダン生活をお届けします!

断食にチャレンジ!

日の出から日没まで一切の飲食を断じる断食。その目的の一つには「どんな人々も同じ状況で飢えや渇きを経験し、裕福な人々は貧しい人々の苦痛に共感して接するようになること」がある。その目的を知り、数日間断食をしてみた。冬から春にかけてであったので、気温が高くなく思っていたほど喉の渇きは感じず、空腹も我慢できるほどであった。しかしそれが長期間に及ぶと体が慣れていないせいか特に喉の渇きを感じるようになってきたので、後半は水分を摂って摂っていたが、決して屋外や人々の前では飲まないようにしていた。

1日の断食後の初めの食事「イフタール」が楽しみ!

1日の断食の終了を告げるアザーンという礼拝の呼び掛けのアナウンスが街中に流れると、目の前に用意している食事を一斉に食べ始める。私はラマダン期中は毎日大家さん家族とイフタールをともに食べた。特に断食した後の食事はよりおいしく感じ、食への感謝の気持ちも生まれた。活動先では連日「昨日は何食べた?今日は何食べる?」とイフタールの話で持ち切りだった。

午後7~8時には買い物やバス移動はできない!?

イフタールの時間である午後7時から8時にかけては一旦お店を閉じ、家族や同僚たちとの食事を楽しむ。公共交通機関もこの時間帯にはストップする。しかし、レストランは開店する。ラマダン期中の外出は時間帯を考慮して行動することが大切であることを知った。

ヨルダンの観光地①「死海(the Dead Sea)」

数あるヨルダンの観光地の中でも今回紹介するのは「死海」!見た目は普通の海と変わりありませんが、日本の海ではできない貴重な体験ができます!

●基本情報●

  1. ヨルダンとイスラエルの国境にある塩湖(海ではない!)
  2. 塩分濃度が30%以上と高く、浮力が大きいために湖に入ると身体が自然と浮く
  3. 海抜約-400mで地球上で最も低地
  4. 死海で採れる泥は美肌効果あり

実際に入ってみると4月でも水温が高く、体がぷくぷく浮いてとても気持ちよかったです!泥パックでお肌もすべすべになりました!!

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