2月26日(金)に2学年人間文科コースが1年間取り組んできた課題研究の集大成として、課題研究最終報告会を実施しました。
本コースの課題研究は、教育、健康、労働、資源エネルギー、経済、ジェンダー、人権宗教の7つのテーマに沿って、8グループが海外研修の行き先であるマレーシアとシンガポール、そして日本を結び付けて研究を行いました。
また、どの班も、世界が2030年までに達成すべき持続開発可能な17の目標(Sustainable Development Goals)を達成させるべく、趣向を凝らした解決策を英語で提案しました。
審査員には、教育庁教育振興部高校教育課より英語の指導主事でいらっしゃる富田 京子(とみた きょうこ)先生、北九州市立大学外国語学部国際関係学科教授でマレーシアの地域研究をしていらっしゃる篠崎 香織(しのざき かおり)先生をお招きし、専門的な視点で報告に対するご講評をいただきました。
〔以下、8グループの発表テーマ〕
マレーシア
【教育班】
①『4Cで世界とつながろう!!~マレーシアから学んだ英語教育~』
【経済班】
②『Our lives and Nyonyakue ∼マレの宝石∼』
【人権・宗教班】
③『Salad bowl ~もち「味」を生かす社会~』
【資源・エネルギー班】
④『水から変えるマレーシア社会』
シンガポール
【労働班】
⑤『日本の女性労働の活性化 ~日本の女性を支えるメイドさん~』
【健康班】
⑥『Singapore Health Project ~with 道の駅~』
【教育班】
⑦『Let’s try EEC-junior ~グローバル化と日本の未来のために~』
【ジェンダー班】
⑧『One point five ~1.5:1.5のお互いを支えあえる社会を目指して~』
最優秀賞は、マレーシア 教育班『4Cで世界とつながろう!!~マレーシアから学んだ英語教育~』が選ばれ、原田校長先生より表彰状が授与されました。
優秀班はマレーシア 資源・エネルギー班『水から変えるマレーシア社会』とシンガポール 健康班『Singapore Health Project ~with 道の駅~』が選ばれました。
人間文科コースでは、課題研究を通して、世界規模の課題を捉え、分析、考察する力を養います。
さらに、論文を書いたり、最終プレゼンテーションを英語で行うことによって、今後求められる学術的な技能も身に付けられます。
人間文科コースの生徒たちは課題研究で学んだ協働力や思考力、計画力などを今後の学校生活に活かしていきます!