第1学年 人間文科コース サマーセミナーに行ってきました!!

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8月2日(金)に九州女子大学、九州共立大学にて第1学年人間文科コースサマーセミナーを実施しました。

本コースは次世代を担うオピニオンリーダーの育成を目指しており、海外研修や課題研究発表など様々な経験を積むことができるコースとなっています。その一環として今回は大学に赴き、実際に講義を受けるセミナーを開催いたしました。

まず最初は内田由香利先生(人間科学部 児童・幼児教育学科)による「写真はことば!ことばを作り出す新しい方法にチャレンジ」を受講しました。一枚の写真から前後の物語を想像し言葉で表現する活動や、逆に言葉から写真を想像し表現する活動の中で、「ことば」の裏にある情景を想像しながら表現することの大切さや、想像力を働かせなければなかなか思ったようには伝わらないこと、逆に思っている以上に伝わってしまうこともある、そんな「ことば」のもつ様々な側面について学ぶことができました。

次は尾上百合加先生(経済学部 地域創造学科)による「高校生・大学生のためのまちづくり入門」を受講しました。本コースでは2年次より課題研究(探究学習)を行います。自分たちの住んでいる地域の理想と現状のギャップから課題を見つけ、高校生ならではの発想で自分たちにもできる実践を行っていく、その土台となる様々な考え方を教えていただきました。本講義の中では実際に九州共立大学の学生が行っているまちづくりの実践や、直方市にある「ちょっくラジオ(チョクラジ)」を活用した取り組みについて学ぶことで、課題研究を身近に感じることができました。

最後は花田道子先生(スポーツ科学部 スポーツ学科)による「アダプテッド・スポーツで子供の心を育てる」を受講しました。本講義では、卓球バレー(音のなるピンポン玉と板を用いて卓球台の上で打ち合う競技)や車いすバスケを実際に体験し、障がいの有無や、性別、運動の得意不得意などに関わらず全員が取り組むことができるスポーツの在り方、またそこから様々な価値観を持つ人々との「共生」について考えることができました。

今後もこういった様々な学問分野に関する講義やそこからの学びを深めて、多くの体験・経験をし、偏差値で問われる学力だけでなく、表現力や自主性、人間性を伸ばしていきたいと思います。学歴だけではなく学習歴が求められる時代の中で、たくましく成長することのできる世界のオピニオンリーダーを目指し邁進してまいります。

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