11月30日(火)3年生理数科のSSH学校設定科目であるSS科学英語の授業で、本校EASのMatthew先生による英語イマージョン教育を行いました。この1時間はすべて英語で会話します。
生物分野であるゲノム編集(Introduction to Genomics)について英語で授業をしました。
最初に、1年生の時に学習したDNAやゲノムに関する知識を、英語での質疑応答を通して復習しました。さらに、クリスパーキャス9という新技術の登場で、ゲノム編集が正確かつ手軽に実施できるようになったことについてレクチャーを受けました。ゲノム編集の様々な分野での応用についてグループで意見交換し、その結果を英語で発表しました。今後ますます身近な存在となって発展していく技術であるゲノム編集の重要性と課題について、理解を深めることができたと思います。
「英語イマージョン教育」って何?
福岡県内8校が指定されている「グローバル人材育成強化校」であり、EAS(English Activity Supporter:英語活動指導員)配置拠点校4校のうちの一つが鞍手高校です。
英語イマージョン教育の「イマージョン(immersion)」とは、「浸すこと」という意味です。英語以外の国語、地歴、公民、数学、理科などの授業を英語で行うことを指します。EASと呼ばれる外国人指導者と各教科の教員が英語によるティームティーチング形式で授業を行います。