英語イマージョン教育~世界史~

公開日

 令和3年2月26日(金)、2年生の世界史Aの授業でそれまでの既習内容をもとに、本校EASのMatthew先生の母国であるアイルランドの歴史について、英語イマージョン教育を行いました。 

 始めに17世紀と21世紀のイギリスの地図を見比べて、違いについて考えました。

 三十年戦争やピューリタン革命などの宗教戦争についてどのような背景があるのかを学びました。連合王国である、イギリス国旗「ユニオンジャック」から4つの国が併合した歴史の背景や宗教の違い、宗教が与えた生活圏の違い等、幅広い観点から思考力、表現力を高めていきました。

 アイルランド独立までの歴史を学び、過去の歴史から国旗の3色(緑、白、橙)の意味について推測し、英語で発表しました。生徒はイギリスと日本との価値観の違いを知ると同時に、英語、世界史ともに興味を深めていました。

「英語イマージョン教育」って何?

福岡県内8校が指定されている「グローバル人材育成強化校」であり、EAS(English Activity Supporter:英語活動指導員)配置拠点校4校のうちの一つが鞍手高校です。

英語イマージョン教育の「イマージョン(immersion)」とは、「浸すこと」という意味です。英語以外の国語、地歴、公民、数学、理科などの授業を英語で行うことを指します。EASと呼ばれる外国人指導者と各教科の教員が英語によるティームティーチング形式で授業を行います。

関連記事