令和2年2月2日(日)に直方市で行われた、直方市主催の市民ワークショップ「SDGsカードでまちづくり」に人間文科コースの1,2年生の希望者13人が参加しました。
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で「貧困をなくす」「飢餓をゼロに」などの17のグローバル目標と169の達成基準からなる国連の開発目標です。
今回は2人のファシリテーターの方々と一緒に、このSDGsについて楽しみながら体験的に学ぶことができる「SDGsカードゲーム」のイベントに参加しました。
~参加した生徒の感想1~
SDGsに参加したことで、私は自分の知識の無さを痛感しました。普段は学校内でしか話し合いの場が無く、視野が狭くなっていたと感じました。今回の SDGs では、様々の年代の方が参加されていて、様々なの意見や考え方があり、“そんな感じ方もあるのか”など驚くことが多くありました。班で話し合うときは、自分の意見がうまく伝えられず、気が付けば、聞く側にまわっていました。このような場で自分の意見を言うのは難しいと思いますが、このような機会を無駄にしないように、もっと多く話し合いの場で自分の考えを伝え、積極的に日々の生活にいかしていきたいと思いました。
~参加した生徒の感想2~
ゲーム途中の中間発表の結果を聞いてからは、自分たちの目先のゴールを目的にするだけでなく、世界の状況メーターの指し示す指標を見て不足しているものを自分から探しにいったことで、他のチームだけでなく、自分たちにも良い影響をもたらすような結果となりました。このことから自分たち一人ひとりが意識して動いていくことで物事が上手く回ることを実感することができました。この流れはゲームだけでなく実際の社会でも同じであり、自分たちはこの問題に対してどう対応していけるのか、主体的に考える良いきっかけにもなりました。またこのワークショップに参加したことで主体的に発言したり、行動したり、少しずつではあるけれどランクアップできました。どんなもの・ことも自分たちの世界は縦にも横にもつながっており、私たち一人一人の行動が起点となっています。私たち一人一人が社会に呼びかけて協力し合い持続可能な政策を進めていくことが、これからの未来のためにも必要だと思いました。