長嶋優依のヨルダン滞在記②

公開日

海外協力隊の訓練ってどんなことをするの?

第1号では、私が青年海外協力隊に応募した動機を熱弁しました。読んでくれた人の中には、協力隊に興味を持っていた人や新たに興味を持った人がいるかもしれません(いてほしい!)。
青年海外協力隊に派遣されるためには選考に合格し、訓練を受ける必要があります。訓練をキーワードで表すと「語学」「同期」「自己管理」です。私は福島県にある二本松訓練所で4月から6月まで計14ヵ国に派遣予定の隊員たちと訓練を受けました。1日の日程は朝8時45分から14時50分までが語学。私は、シリア人の先生からアラビア語を学びました。「え、アラビア語とか難しそうやん、右から書くヘニョヘニョの文字やろ、無理~」と思ったそこのあなた!私も初めは不安でしたが、コツコツ学習してみるとあら不思議。英語に似ている要素を発見したり、文字を解読できるようになったのです!
語学を通して学んだことは、初めから無理と決めつけないこと。何事も前向きに努力すると自然と好きになっているんです。とは言っても、学習の途中で挫けることはありました。そんな時にヨルダン派遣の同期だけでなく他国の隊員と弱音を吐きながらも背中を互いに叩き合い乗り越えました。開発途上国では常に危険を回避し命を守る自己管理能力が求められます。訓練所で学んだことを現地で実践しているところです。

中東初上陸!ヨルダン到着!第一印象は!?

7月27日にヨルダンに到着し、早1カ月が経ちました。空港から外に出たときに発した一言は「暑…くない!」。しかしヨルダンは乾燥地帯なので日本ほどジメジメしないのですが日中の日差しはジリジリと肌を焦がし、気温は高くやはり暑い!街並みは薄い黄土色と白が中心の建物、歩くと砂ぼこりを感じる、the中東のイメージそのもので興奮しました。そして何より感動したのが「人の温かさ」。ヨルダンの人々は私が外国人だと分かるとアラビア語を教えてくれたり陽気に話してくれます。あるお店の店員さんは私の名前も憶えてくれ、私が困ったことがあると助けてくれます。数週間だけでも素敵な出会いが沢山ありました!

今日から使える!?いや使いたくなる!!アラビア語

مرحباً[マルハバ] 「こんにちは。」
どんな時間帯でも挨拶として使える表現。カジュアルに使えますよ!返事としてはそのままمرحباً[マルハバ]と返してもよし、上級者はمرحبتين[マルハバティーン]と返してみよう!
さあ、友達、先生、家族に言ってみよう☆

関連記事