1年生 人間文科コース ウィンターセミナー

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昨年12月26日に、人間文科コースの1年2組の生徒たちが国際協力機構であるJICA九州に訪問しました。JICA九州に到着してすぐ、「JICafe」でお昼ご飯をいただきました。そこでは多国籍な料理が並んでおり、日常で味わうことができないスパイスのきいた料理などをいただきました。海外からの研修員の方も多いため、ノンハラル料理などもありました。

昼食後は、担当の方より、青年海外協力隊で赴任されたセネガル共和国での活動の様子を、わかりやすく説明していただきました。現地での教育・ジェンダー・水不足・貧困といった様々な課題について講義を受け、生徒は興味を持って耳を傾けていました。

講義の後は、水のワークショップを行いました。

毎日どれだけの水を使用しているか、メンバーと真剣に話し合いました。
意見を共有します。「へぇ!そうだったんだ!」という声も聞こえてきました。
途上国では子どもや女性が水汲みをします。実際に水(20リットル)を持ってみました。これで毎日10キロは歩けない!

水のワークショップが終わった後は、JICA九州の中を見学しました。

途上国の子どもたちの一日と、自分の一日を比較しました。
たくさんの人たちの希望と夢が詰まった「夢のブーケ」 

研修を通して、生徒たちは、普段気に留めていないことが海外では大きな課題であったり、世界の一部では質の高い教育を受けることが当たり前ではない現実に気付き、各自真剣にこうした課題と向き合うことができました。この研修で得た知識や経験を活かし、2年生での課題研修や海外研修を有意義なものにしていきたいと思います。

JICA九州の皆様、ありがとうございました!

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