茶華道部では、毎週金曜日に華道の小味山幸祐先生(池坊)の指導のもと、お花を生けています。

3月3日のお花はガーベラ、スターチス、ゼンマイ、ドラセナです。
春の訪れを感じさせる山菜に土筆やゼンマイがありますが、今回は花材として大きなゼンマイを用いました。ドラセナは「幸福の木」と言われています。3月最初の活動に春の訪れを感じながら、先日卒業した3年生に希望進路実現の幸福が訪れることを願って生けました。

3月10日のお花はスカビオーサ、シレネ、利休草です。
赤紫のスカビオーサをシレネの白い小花が引き立てます。利休草はくるんとした葉先が愛らしく、茎の長さを活かした生け方やブーケ花材のように主役の花を囲むような生け方もあり、生け方の違いを楽しめます。3月は卒業式に向けて多くの花で校内が彩られました。今回、作品よってはコデマリやデルフィニウムを再利用したものもあります。シレネとコデマリの白い花の間から覗くデルフィニウムの淡い青が爽やかです。

3月17日のお花はスイートピー、ガーベラ、フリージアです。
強くなりがちなスイートピーの深紅をガーベラのオレンジとフリージアの緑の蕾が和らげてくれます。日に日にフリージアの黄色い花が開き、春らしさを増していくのが楽しみです。

令和4年度の活動は3月17日で終了です。令和5年度も引き続き皆さんの目を楽しませる作品作りを心掛けていきます。

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