茶華道部では、毎週金曜日に華道の小味山幸祐先生(池坊)の指導のもと、お花を生けています。
12月2日のお花はグラジオラス、トルコキキョウ、カーネーションです。
今回はアンティークピンクの落ち着いた色合いのトルコキキョウが主役です。グラジオラスは開花していない状態のものを花穂と葉に分けて用いました。グラジオラスの名の由来はラテン語の「剣」という意味のグラディウスで、葉の形からきています。トルコキキョウやカーネーションの柔らかい雰囲気とグラジオラスの真っ直ぐな葉が対照的な作品です。グラジオラスの葉は前後の間隔を開けて生けることで、作品に奥行きが生まれます。
12月9日はクリスマスが近いこともあり、ヒバを用いてクリスマスリースを作成しました。
ヒバを曲げて緑色の紙紐で円形に成形した後、思い思いに飾り付けをしました。今年度は部員の好みもあり、色味を抑えたシルバーを中心とした飾り付けになっています。ホワイトクリスマスがテーマなのでしょうか?
12月16日のお花はマリーゴールド、スイートピー、アスター、ルスカスです。
今回は部員4名が初めてフラワーアレンジメントに挑戦しました。
例年は鞍高祭(文化祭)で来場者にフラワーアレンジメントを体験していただくために先輩から後輩へフラワーアレンジメントの方法が伝授されていましたが、ここ3年間は来場者なしの形で鞍高祭を実施したため、オアシスを水に浸しておくことやオアシスを包むラッピングの準備など、学ぶことが沢山ありました。