茶華道部 7月のお花

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茶華道部では、毎週金曜日に華道の小味山幸祐先生(池坊)の指導のもと、お花を生けています。

7月8日のお花はヒマワリ、スプレーカーネーション、ユーカリです。
今年は梅雨が早々に明けて暑い日が続いています。夏と言えばヒマワリ。鮮やかな黄色が太陽の強い日差しを連想させますね。スプレーカーネーションは赤地に白のフリルが入り、イチゴシロップ練乳掛けのかき氷を連想させます。ユーカリと言えばコアラ。しかし、園芸用途で用いられるユーカリはコアラが食用とするものとは種類が違います。ユーカリにはたくさんの油が含まれていて、香りとなって揮発します。爽やかな香りを楽しみながらの作品制作でした。

左上から「夏は暑い」「ひなたぼっこ」「たくましく」「From sunrise to sunset」

7月15日のお花はトルコキキョウ、ケイトウ、雪柳です。
トルコキキョウの原産国はトルコではなく、キキョウの仲間でもありません。花やつぼみの形がトルコ人のターバンを連想させることや、一重咲きの花の形がキキョウに似ていること、原種の青色の花びらがトルコ石を連想させることに由来したといわれています。白地に紫やピンクの縁取りがある品種をよく見かけますが、今回はピンクの単色を用いました。また、ケイトウも鮮やかなルビー色ではなくオレンジにルビーの差し色が入り、夏を感じます。花器の形に応じて花をどの位置に生けるか、雪柳をどの長さで生けるかで表情が異なりますね。雪柳は葉が密集しているので、全体のバランスを考えて葉を落とすことでスッキリした作品に仕上がりました。

左上から「切磋琢磨」「伸びやかに」「個性」「祭典」

夏季休業中は華道の活動は休止となります。次回は大運動会明けの9月9日からです。

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