【授業改善における成果】

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本校では能力別授業改善を【授業開発アンケート】を用いて実施しています。

授業改善の実施に対して生徒アンケートを行ったところ以下のことが分かりました。

〇協働的思考力の育成

生徒をいくつかのグループに分けて課題を解決させていくことで育成されるが、授業ではその課題が広い場合、あまり深まっておらず、ある程度課題の範囲を限定した(演習問題や実験の考察など)方が、有効度は高く、より協働的思考力が育成されている。

〇創造的思考力の育成

英語イマージョン授業における他教科での授業を実施。授業の中に英語を日本語に置き換えて理解し、日本語を英語に置き換えて表現する両活動が含まれているものは特に創造的思考力が育成されている。

創造的思考力と英語とに相関が得られたため、英語での授業の中で創造的思考力が育成されている可能性が大きい。(本校では英語授業の大きな特徴であるICTの活用を他教科でも取り入れ授業改善を行っている。)

〇批判的思考力の育成

生徒間の意見の違い、扱う教材の中で2つ以上の立場を用いて授業を進めていくことで育成されている。

・国語では、物語の登場人物ごとに行動や心情の根拠を探らせることで育成される。

・数学では、問題の解説を生徒間で相互にやり取りさせることで育成される。

・地歴公民では、社会問題や歴史問題に対してディベート形式での授業により育成される。

・理科では生徒が科学現象について考察を行い、ルーブリックに基づいて自己評価、生徒間の相互評価を行うことで育成される。

また、授業開発アンケートの到達度をテキスト分析することで、校内で共通理解のとれた能力定義を行うことができました。

①基礎知識・・・各分野の内容を理解し、その分野の基礎知識を明確にし、定着させることができること。
②幅広い基礎力(以下4つのスキルから構成)
・言語スキル・・・各分野の内容を理解し要約することができる技能。またその内容を言葉や数式を用いて記述したり、他者に説明する技術。
・数量スキル・・・,数量で示された事象を表や計算により適切に処理し、まとめることができる技能。
・情報処理スキル・・・資料や得た情報を精選し、必要な情報を取り出すことができる技能。
・実技スキル・・・得た技術や知識を実際に行うことができる技能。

③探究力(以下4つの力から構成)
・課題発見能力・・・現状を分析し目的や課題を明らかにする力
・課題解決能力・・・起こっている問題を分析して課題の原因を明確にし、解決に導く力
・論理的思考力・・・各分野の内容や他の意見を的確に捉え理解する力。また、各分野の基礎知識をもと に順序立てて考え、それを説明する力
・総合的表現力・・・文章や言葉、英語を用いて聞き手、読み手を意識して表現することができる力

④人間力(以下4つの性質、力から構成)
・感受性・・・外からの刺激や印象を受けいれる性質
・共感性・・・周りの人の感情をあたかも自分自身の気持ちであるかのように感じられる性質
・コミュニケーション力・・・自分の意見や考えを、相手に明確に伝えることのできる力
・積極性・・・進んで物事を行おうとする性質


⑤批判的思考力・・・他者と自己の意見、または考えの違いを認識し、その上で思考したり主張する力
⑥創造的思考力・・・各分野の知識を現実世界に応用したり、新しいアイディアを思考する力
⑦協働的思考力・・・グループ内や他者との話し合いの中で、問題を解決するために思考し合う力