平成30年度 創立記念式典・講演会

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平成30年4月17日(火)、創立101年を記念し、創立記念式典並びに創立記念講演会を開催しました。昨年は、創立百周年という節目の年で様々な記念行事を行い盛会裏に終えることができました。101年目を迎え新しき世紀を創るべく、学校一丸となって取り組んで参りたいと思います。

記念講演会では、西日本新聞社編集委員の安武信吾氏(高校34回卒業)をお招きし、「食べることは生きること」という演題で講演をしていただきました。安武氏は、ご自身の病気や乳がんで亡くなった奥様の死を通じて食の大切さをお話しされました。

現代の食生活は、レトルト食品やインスタント食品など簡単にすぐに食べられる食事になりがちですが、それだけでは良い体は作られないということ、添加物等すぐには体に反応はでないけれども、蓄積されて病気を起こす原因になってしまうということ、改めて食に対して考えさせられました。

生徒の感想

  • 今日の講演会を聴いて、食べることの大切さや母親が毎日食事を作ってくれるありがたさに気づきました。今後、一人暮らしをすることになったとき自分でご飯を作ることができるように、今から親の手伝いをしたいと思いました。
  • 私は、運動部に所属していますが、食べることも練習の一環です。ただ食べるだけでなく、栄養のバランスを考えて、自分の体は自分でしっかり作っていきたいです。
  • 「はなちゃんのみそ汁」はドラマで見たことがありましたが、今回の講演を聴いて、それはまだ続いているということでした。安武さんもはなさんも物語上だけではないものをたくさん抱えていて、それでも前を向いて生きている姿に心を打たれました。
  • はなさんは4歳頃から家事のほとんどができるのに、私はもっと頑張らなくてはいけないなと思いました。そして、自立した大人になっていきたいです。
  • 私の母も入院している時期があって、幼かった私はとても不安で寂しかったことを覚えています。当時私は家事などしなかったし、寂しい気持ちばかりだったからはなさんは強いなと思いました。安武さんの話を聴いて、高校生活が始まってから夜遅く寝たり食生活が乱れたりしているので、悪い流れを断ち切って、生活習慣の改善を目指そうと思います。
  • 今回の講演を聴いて生きることの大切さ、家族がいることのありがたさがよく分かりました。もし、家族がいなくなったら・・・と考えると、今の自分では無理だと思います。感謝の気持ちをもって周りの家族や友人を大切にし一日一日を精一杯生きたいと思います。

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